消えた中村倫也……ボンビーの後番組「ひと目でわかる」MCに亀梨和也が起用されたウラ

9/11(土) 17:00配信
デイリー新潮

「交代」のウラ事情

　日本テレビ「幸せ！　ボンビーガール」（火曜・22:00）の9月終了が正式に発表された。同時に、後番組「一撃解明バラエティ　ひと目でわかる!!」のMCに亀梨和也（35）の起用も発表された。これまで特番で放送されてきた「ひと目でわかる」のMCは中村倫也（34）だったはず……なぜ亀梨になったのか。

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　11年9月、深夜帯で「ボンビーガール」がスタートしてちょうど10年、番組の終了が決定した。デイリー新潮では「『ボンビーガール』9月いっぱいで終了　ジャニーズとの縁ある火曜22時枠はどうなる？」（6月22日配信）で、MCだった元TOKIO・山口達也（49）の不祥事と降板により視聴率の低迷が食い止められなかったことを、番組終了の理由と報じた。

　もっとも、この記事では、後継番組でジャニーズのタレントを起用することは諦めた、ともある。日テレ関係者は言う。

「すでに後継番組は『ひと目でわかる』に決まっていましたからね、MCには特番同様、中村倫也を起用することが内定していたんです」

降板の申し入れ
「ひと目でわかる」は、言われてみればよく知らない、説明を聞いてもよくわからないという物ごとを、1枚の写真や短いVTRなどで“一撃解明”するのが番組コンセプト。これまで特番は、19年9月から4回にわたって放送されてきた。初回と2回目はMCを設けず、日テレの局アナが進行を務めたが、昨年5月の3回目、そして今年4月の4回目のMCを務めたのが中村だった。

「将来レギュラー化した時を見据えて、MCにキャステングしていたんです。彼は雑学に詳しく、特番での“オリジナル解説”も評判を呼んでいました。ところが、レギュラー化が決まると、中村の所属事務所が降板を申し入れてきたんです」

　どういうことだろうか。

「彼が所属するトップコートには、菅田将暉や松坂桃李、杉野遥亮など人気若手俳優が多くいます。女優も木村佳乃はじめ、杏、趣里、佐々木希なども所属しています。今絶好調の俳優事務所と言っていいでしょう。そして、レギュラー化した『ひと目でわかる』の枠は火曜夜10時です。つまり、真裏のTBSには“火曜ドラマ”がある。最近の火曜ドラマは若い視聴者を釘付けにするラブコメが人気ですから、トップコートの所属俳優たちも出演の機会は多いわけです。そんな中、『ひと目でわかる』のMCを中村が務めたら、他の所属俳優が火曜ドラマに出演できなくなってしまう」

　いわゆる“同事務所の裏かぶり”というやつだ。

替わりがいない
「俳優の芸能事務所にとって主戦場はドラマです。中村がバラエティ番組でMCを務めることは、彼にとって仕事の幅も広がり、将来的にプラスに働くと事務所は考えていたと思います。しかし、そのために他の俳優たちの仕事を邪魔するわけにはいかないし、事務所にとってもプラスにならないと判断したようです」

　突然の降板に慌てたのは日テレだった。

「特番の評判も良かったので、まさか降板するとは考えてもみなかったようです。大慌てで替わりのMCを探し始めたのですが、プライム帯のバラエティ番組のMCにふさわしい人などなかなか決まるものではありません。人気者のスケジュールはすでに埋まっていますからね。MC探しは全く目途がつかず、日テレ上層部まで動いたそうです」

　それで亀梨に？　

「どうや日テレ編成の幹部がメリー喜多川さんに『ぜひ亀梨さんにお願いしたい』と頼み込んだようですね」

　ジャニーズ事務所に平身低頭でお願いしたということか。

メリー氏の置き土産
「事務所とすれば、今年の『24時間テレビ』のメインパーソナリティーにKing ＆ Princeを起用してもらったこと、嵐の活動休止で『嵐にしやがれ』が打ち切りになったこと、さらにTOKIO山口が不祥事を起こし『ボンビーガール』などのレギュラー番組に迷惑をかけたことなど、これまでの日テレへの恩義や借りがありますからね。メリーさんも、今回のオファーを特別に引き受けたそうです」

　メリー氏が鬼籍に入ったのは8月14日。キンプリの『24時間テレビ』（8月21～22日）を見ることは叶わなかったが……、

「まさに置き土産が、亀梨のMCです。彼は映画やドラマに主演しているのはもちろんですが、プロ野球中継やスポーツ番組にもレギュラー出演してきました。バラエティ番組のMCは初となりますが、器用な人ですからね。さらに仕事の幅を広げることを、メリーさんも期待していたのだと思います」

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e892362732302c13245f98fa8c518c28f46754

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