伝説の「10・19」盛り上げた元近鉄ブライアントさん、62歳の姿にネット沸く「元気で何より」「懐かしい」【タモリステーション】

2024年2月10日 22時16分

　10日にテレビ朝日系で放送された「タモリステーション　TVが見た決定的瞬間　感動のスポーツ70年～夢、希望、勇気～」で、「プロ野球史上最も熱い1日」と語り継がれる
1988年10月19日のロッテ―近鉄のダブルヘッダー（川崎球場）～が取り上げられ、近鉄が優勝を目前とした第2試合に一時勝ち越しとなる本塁打を放った当時近鉄のラルフ・ブライアントさん（62）がVTR出演。

　ネット上では「ブライアント」がトレンド入り。「元気で何よりだよ」「懐かしい」「ブライアントさんも62歳か」などの声が飛びかった。

近鉄時代のブライアント＝1993年

　第1試合を勝ち、第2試合で勝てば近鉄の逆転優勝が決まる一戦は、テレビ朝日系で急きょ中継され、関西では視聴率が40％を超える歴史的な試合となった。
3―3で迎えた8回にライトへ勝ち越しのソロ本塁打を放った当時27歳だったブライアントさんは、在住する米国アトランタでインタビューに応じ「あの日のことを覚えているよ。僕のホームランで勝てるムードになったんだ」と懐かしんだ。
　ブライアントさんはこの年、中日から近鉄に移籍、翌89年には49本塁打を放ち、パ・リーグの本塁打王に輝いてリーグ優勝に貢献した。93年には204三振のNPB記録をつくるなど記憶に残る打者だった。
　コメント欄は「うおっ！　ブライアント」「62歳？　なんですって。変わらんやないかい」「ブライアント懐かしい！　ホームラン王であり三振王！　間違いなく名バッター」
「川崎球場とはいえパワーがやっぱり今見てもすげえ」「今見直したらブライアント、めちゃくちゃ線細いな…。あれで本塁打量産してたとか今の野球知識じゃ考えられん」「ブライアントには夢があったよね」など、懐かしむ声で埋め尽くされた。

https://www.chunichi.co.jp/article/851943