【芸能】３人を干すような動きはナシ、ただ忖度次第で…「キンプリ」脱退劇をテレビマンはどう見ているのか

1/27(金) 15:00配信

昨年11月４日に平野紫耀(しょう)（25）、神宮寺勇太（25）、岸優太（27）の脱退が発表された『Ｋｉｎｇ ＆ Ｐｒｉｎｃｅ』。５人体制での活動が残り４ヵ月を切るこの１月から、４ヵ月連続でDVD等をリリースすることが特設サイトで告知された。

「１月は初のドーム公演を収録したBlu-ray＆DVD、２月は12枚目のシングル、そして３月に昨夏のコンサートツアーを収録したBlu-ray＆DVD、４月には初のベスト・アルバムが発売されます。”５人体制終了のカウントダウン”が始まったことを思い知らされるリリースラッシュに、ファンは複雑な心境でしょうね」（音楽ライター）

５人が脱退組と残留組に分かれたことで、不仲説も囁(ささや)かれたが、民放ディレクターは「そんな様子は感じられない」と言う。

「彼らと仕事をしているスタッフの多くが、報道で３人の脱退を知りました。それぐらい、現場には違和感も予兆もなかったのです。残留する永瀬廉（23）と高橋海人（23）が気を遣っているのかもしれませんが、脱退が発表された後も、５人の様子はいままで通りです」

グループの冠番組『Ｋｉｎｇ ＆ Ｐｒｉｎｃｅる。』（日本テレビ系）は、３人が脱退した後も継続することが決まっているという。

「３人の脱退は発表前に日テレの上層部に伝えられています。その後、番組の継続についてジャニーズ事務所と話し合いになったといいますが、グループ自体は存続することもあって、続投が決まったようです。ドラマの主役に積極起用したり、情報番組の司会に使ったりと、日テレとジャニーズの関係は深いですから。『ＳＭＡＰ』の退所組は、解散後しばらく地上波から姿を消しましたが、キンプリは解散せず続く。平野ら３人は活動しやすいでしょう。そのために永瀬らはグループを存続させたに違いない、という声もありますね」（広告代理店関係者）

実際、「平野ら３人を″干す″ような動きはいまのところ見当たらない」とキー局プロデューサーは言うのだった。

「一部メディアで、ジャニーズ事務所は『なにわ男子』をプッシュしている、という報道がありましたが、″『キンプリ』の代わりに『なにわ男子』を使え！″みたいな話も聞かないですね。『ＳＭＡＰ』が解散した際に、ジャニーズ事務所は″退所した元メンバーの番組起用を妨げるような働きかけがあった場合は、独占禁止法に抵触するおそれがある″と公正取引委員会に注意されていますから、露骨な圧力はかけられないでしょう。とはいえ、テレビ局側がジャニーズ事務所に忖度することで、平野らの起用が見送られることはあると思います」

当の３人も地上波の番組への出演を諦めているフシがあるという。

「『ＳＭＡＰ』退所組がどうなったかを見ていますから、しばらく地上波が難しいだろうことは理解しているはずです。先輩の山下智久（37）のようにＮｅｔｆｌｉｘなど海外資本の動画配信サイトの作品を中心に活動するか、元『欅坂46』の平手友梨奈（21）のように、海外の芸能プロへの移籍を考えているのではないでしょうか」（レコード会社関係者）

『キンプリ』メンバーの動向いかんで、令和の芸能界は大きく変わるだろう。

『FRIDAY』2023年2月3日号より

https://news.yahoo.co.jp/articles/b73dd97c0b95668f2dbbef8b5fec1f4865782eeb