「芥川賞、今回はすべて女性の方が受賞されました！おめでとうございます」→林修先生この発言に怒りあらわ

今年の10大ニュースに「芥川賞候補が全員女性だった」という話題を挙げ、その理由が視聴者の共感を集めた。

林先生は10大ニュースの5位に「芥川賞候補が全員女性」をピックアップ。

VTRでは概要が解説され、芥川賞候補が全員女性だったという今年6月16日のニュースが紹介された。

大手メディアでもこぞって取り上げられたのだが、

林先生はこれに持論を述べ始めた。

まず林先生は、「近年、直木賞や芥川賞といった主要な文学賞は女性が多数受賞しているんですよ」と文学界を取り巻く事情を指摘。

ここで、2010年以降の直木賞・芥川賞の性別受賞者数が表示され、

直木賞は男性14人・女性11人、芥川賞が14人で同数と、差が出ていないことがデータで示される。

「だから、僕が驚いたのは、候補者が全員女性になったっていうことを、わざわざタイトルにするこの時代遅れの感覚」と、

作家が女性のみだった点を

ことさら強調するメディアの風潮に苦言を呈した。

この鋭い指摘に対し、SNSには

「いいこと言った」「林先生の感覚わかる」「よく言った！　ホントそうだよね」「あと10年くらいはかかりそうな気もするなぁ」など、共感が殺到。

まだまだ社会には、前時代的価値観が色濃く残っていると言えるだろう。