千束(読めない)の銭湯で落語イベント開催

銭湯、落語で癒やされて　13日、千束の「富久の湯」　学生5人組が企画

銭湯好きの学生五人組が十三日に東京都台東区千束二の銭湯「富久の湯」で、落語家を招いてイベントを開く。「コロナ禍で人々が交流する機会が減る中、多くの人に銭湯の魅力を伝えたい」と張り切る。
落語家柳亭市寿さんが高座を務めるほか、脱サラして銭湯経営に挑戦する富久の湯の山本浩人さん、南仏生まれの銭湯ジャーナリスト、ステファニー・コロインさんのトークもある。

五人は就職活動のオンラインコミュニティーで知り合い、「銭湯が癒やし」で意気投合。「銭湯が減って寂しい、私たちにできることはないか、と考え落語を掛け合わせたイベントを思い付いた」と、都内の大学院生岡田真弥さん（２３）。
参加費三千円。クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」（「富久の湯」でプロジェクトを検索）で、六日までに参加権を購入する。参加費に上乗せした金額に応じて、キーホルダーや手ぬぐいなどの返礼品がもらえる。（小形佳奈）

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