japさん、静岡でカツオ30トンを盗難　何故か1,200km鹿児島まで運ぶ🤔

静岡県焼津港で起きたカツオの窃盗事件で逮捕された6人は、カツオを別々の倉庫に隠し、まとまった量になると鹿児島に運んでいたとみられることが分かりました。警察が裏付け捜査を進めています。

窃盗の疑いで逮捕・送検された神奈川県の運送会社の元社長・北村祐志容疑者（48）や鹿児島県の元卸売業者・鶴窪勝広容疑者（65）ら6人は、去年3月焼津港で水揚げされた冷凍カツオ約10トン163万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと盗んだカツオは10トンのうち3トンを6人のうち1人が使う倉庫に、7トンを別の1人が管理に関わる倉庫に運んでいたということです。

警察は盗み出したカツオが30トンになったところで鹿児島県へ運び、鶴窪容疑者が売りさばくなどしていたと見ています。

逮捕された6人の犯行について整理します。今回の事件は焼津港に水揚げされた冷凍カツオ10トンが約1200km離れた鹿児島県に陸路で運ばれ売却されたというものです。

去年、焼津港で発覚した窃盗事件は漁協職員らが計量所でカツオを抜き取るという手口でしたが、今回は計量所を通らず外に運び出す手口で、前回とは別のグループの犯行になります。

この事件では市場からのカツオの運び出しや倉庫での保管、鹿児島への運搬、売却に5つの会社・団体の6人が関わっていたとして逮捕されました。

警察は犯行がいつから行われていたかや共犯者について捜査を進めています。