武田鉄矢、性加害報道の木下ほうかに独自見解 「男優というのは、何かの犯罪者の顔に近いと個性的」

4/3(日) 11:46
中日スポーツ

武田鉄矢、性加害報道の木下ほうかに独自見解 「男優というのは、何かの犯罪者の顔に近いと個性的」

　歌手で俳優の武田鉄矢（72）が3日、フジテレビ系で放送された情報バラエティー番組「ワイドナショー」に出演。若手女優への性加害疑惑報道の影響で無期限活動休止を発表した俳優の木下ほうか（58）について「男優というのは、何かの犯罪者の顔に近いと個性的」との持論を語りつつ、一線を越えた行動を戒めた。

　MCの東野幸治（54）から発言を求められると「私自身は主役が長かったから、割といいふうに見られていますが、もともとは私の顔は『痴漢顔』ですよね」と他の出演者を困惑させ、続けて「高倉健さんは日本刀を持つと健さんの個性になる。渥美清さんはトランク持って物を売ったりしているとらしく見える。木下さんは嫌みなネチネチした役をやると抜群の個性を発揮しそうですけども、そこで一番大事な俳優の条件は『絶対にしない』なんです」とも述べた。

　その意味について「高倉健さんは暴力が大嫌い。渥美清さんは言葉で人をだますのが大嫌いという前提があって任侠（にんきょう）映画やフーテンの寅さんになる。そういう意味では、ほうかさん、それはダメだよという声にしかならない。芸能界では悪い役をやっている人が本当はいい人だったという発見が一番見ている人を感動させるじゃないですか。松本さんなんかそうですよ。悪顔ですよ。その人が会って話すといい人だから、お客は寄ってくる」と話した。

　松本は「（木下が報道内容に対し）おおむね間違ってないという見出しなんですけど、文面読んでみると、以外とキモの部分、否定しているんですよね。おおむね否定しているんですよ。そこがバランスあまり取れていなくて、否定するのであればしっかり訴えてやるべきなのかなと」と感想を語り、続けて「でも、これと別問題として、社会である程度地位のある人って、これから女性を口説いたり、誘ったりがすごくしづらい世の中に。弊害として絶対あるよね」と私見を述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e09c60e4d0463b7157dd7ce851523267621cd5b4