【ドラマ】綾野剛『アバランチ』最終回にガッカリ？「ご都合主義」「無理やり終わらせた感」

2021.12.25 10:32
まいじつ　

12月20日に俳優・綾野剛が主演を務めるドラマ『アバランチ』（フジテレビ系）の最終回が放送された。信者が絶賛する一方で、脚本の粗さを指摘する声も相次いでいる。

同ドラマの舞台は、富と権力を持った政治家・官僚・大企業といった〝強者〟だけではなく、一般市民のモラルハザードが叫ばれて久しい令和の日本。常識外れのアウトロー集団・アバランチの過激かつ痛快な活躍を描く。何から何まで謎だらけの彼らが、どのようにして日本を熱狂の渦に巻き込んでいき、そして変えていくのか…。

最終回では、アバランチのメンバー・山守（木村佳乃）が相手側に寝返ったと見せかけて、騙し討ちに成功。ついに敵側のボスである内閣官房副長官・大山（渡部篤郎）の不祥事を暴き、大山は警察に連行されていった。そして、テロリストという汚名を着せられたアバランチは、正義のヒーローとして世間に改めて認知されたのだった。

「最終回で急にIQが低くなる大山」

地上波ドラマらしくない、血腥いアウトローな展開が話題を呼んだ同作だが、最終回の展開の〝ご都合主義〟にはツッコミの声も。これまで完全無欠だった大山があっさり山守に騙された上、総理大臣はテロリスト呼ばわりされているアバランチメンバー・羽生（綾野）の言葉を信じて大山を更迭。西城（福士蒼汰）の父である刑事部長も、あっさりと西城の言葉を聞き入れ、自らの罪を世間に公表したのだ。

この展開にネット上では

《俳優さん達の演技と演出でゴリ押したなぁ。急な展開過ぎたり、なんかご都合良すぎないか、とか気になって、ハマりきれず》
《なぜか最終回で急にIQが低くなる大山》
《アバランチ今まで毎回最高だったのに最終回だけ駆け足で無理やり終わらせた感凄かったな》
《なんかモヤる終わりだったなぁ。最後の怒濤のご都合主義が…》
《アバランチ無理やり終わらした感が半端ないというかなんというか、最後めちゃくちゃ駆け足だったなw》
といった声が上がっている。

ファンから続編が期待されている同作だが、最終回の世帯平均視聴率は8.2％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）で、初回の視聴率10.3％には遠く及ばなかった。尻すぼみとなってしまった以上、続編制作のハードルは高そうだ。

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