元アイドル、ほぼ「(ヽ´ん`)」のオッサンと同居生活をしてしまう。大体お前ら。

1 : 2021/09/19(日) 13:51:09.10 ID:A3l2eVx40

以下抜粋
職ナシ、金ナシの元アイドルが赤の他人のおっさんと住んで3年…同居最後の日に起こったこと

元アイドルであり、現在はライターや作家として精力的に活動する大木亜希子さん。
2018年の5月、会社員だった大木さんは会社に行けなくなり、やむなく休職。
みかねた姉からの提案で、独り暮らしをする56歳の男性サラリーマン・ササポンさんとの一つ屋根の下での“共同生活”がはじまった。
一方で、その生活は当初からササポンさんが定年退職するまでという「期間限定」のものだった。
そうして訪れた、ササポンハウスでの最後の日――。

「それでは、ササポンこの辺で」
全ての荷物を積み終えると、私は作業を手伝ってくれた彼に礼を言った。

ササポンは「じゃ、お疲れさん」と呟くと、さっさと玄関口に戻っていく。
3年間に及ぶ共同生活が最後の日であろうと、しんみりとした空気感は一切滲ませない。彼らしい、見事な別れ方だと思った。

「あの、今日が一応、最後の日なんで。良かったらコレ読んで下さい」

私は彼のあとを追いかけて、1通の手紙を差し出す。それは、これまでの同居生活について感謝の言葉を綴ったものだった。
ササポンは「ありがとう」と言うと、ズボンのポケットにそれを仕舞う。
私からの手紙を喜ぶわけでもなければ、雑に扱うわけでもない。その姿は清々しいほど一貫していた。

引っ越し業者のトラックが出発する。
私も業者の後を追って、早く新居に向かわなければならない。歩き出す瞬間、思い立ってもう一度、彼のほうを振り向いて叫ぶ。

「ササポン! 私、一緒に暮らすことが出来て、本当に幸せでした」

すると彼は、くるりと私のほうを振り向いてわずかに微笑んだ。

「あら、そう。それなら良かったけど」

一瞬だけ目が合うと、次の瞬間、扉が完全に閉まる。

これでもう本当に、我々の生活は終わってしまった。
https://bunshun.jp/articles/-/48341
2以降につづく

2 : 2021/09/19(日) 13:51:35.40 ID:A3l2eVx40
「30歳までに仕事で成果を出し、ハイスペ男性と結婚して…」という強迫観念

ササポンと私の同居生活が始まったのは、2018年・初夏のことであった。
当時の私は28歳で、SDN48というアイドルグループから一般企業に転職して3年が過ぎようとしていた。
愛嬌をふりまくことだけは芸能界で訓練されていたので、当初は会社員に転身しても楽勝だろうと目論んでいた。

しかし、実際には慣れないサラリーマン生活に日々苦戦し、「元アイドル」という過去の栄光にすがったり、得意先にぶりっ子したりして過ごした。

「30歳までに仕事で成果を出し、ハイスペ男性と結婚して、周囲から認められたい」

こうした強迫観念が、常々私を蝕んでいた。営業成績を上げるため徹夜で働き、隙間の時間は全て婚活に励む。
その姿は、必死過ぎて鬼の形相だったと思う。偽りの自分を演じ続けるストレスからか、暴飲暴食も止まらなかった。

そのまま這うように精神科に駆け込んだが、一度狂った歯車が元に戻ることはない。やむなく、当時勤めていた会社は退職。

こうして自暴自棄になり数ヶ月が経った、ある日のことである。自宅アパートに引き籠もっていたところ、
8歳上の姉から突然連絡があり、奇妙な提案があった。

「今のお前は誰かと一緒に住んだほうがいい。ルームシェアをしたらどうか」

3 : 2021/09/19(日) 13:51:46.30 ID:A3l2eVx40
男性の名は“ササポン”こと笹本氏と言い、都内一軒家に住みクラシックをこよなく愛する人物だという。
姉は、そのサラリーマンの男性と同居してみろ、というのだ。

彼女自身も90年代後半、インターネットのルームシェア募集掲示板で彼を見つけ、しばらく一緒に住んでいたそうだ。
その当時は、ササポンと姉、そして、もうひとり30代の別の女性が住んでいたという。

4 : 2021/09/19(日) 13:51:56.60 ID:A3l2eVx40
ササポンと共に暮らし始めてからも、しばらくのあいだ私の精神的不調は続いていた。

ササポンに対しても愛想笑いする余裕がないし、一切リップサービスしない。
メイクもせず、毎日同じヨレヨレのジャージを着続けて常にだらしなかった。
さらに、深夜になると自室で謎の涙が止まらず、叫びだしたくなるような思いが交錯する。
いま考えれば“詰んだ自分”を受け入れられず、セルフネグレクト状態に陥っていたのだろう。

ところが、こうしたボロボロの状態の私を見ても、ササポンは何も言わなかった。

それどころか、私が体調を壊せばさりげなくスポーツドリンクを買ってきてくれたり、
スーパーで温かい惣菜を買ってきてくれたりする。
私が礼を言っても、彼は淡々と「はい。お大事に」と言うだけ。
その絶妙な距離感が、泣きたくなるほど救いだった。

5 : 2021/09/19(日) 13:52:06.88 ID:A3l2eVx40
ササポンと暮らし始めて半年が過ぎた頃から、私は少しずつ元気を取り戻していく。
フリーランスライターや作家として仕事依頼も増えた。仕事が決まった報告をするたび、
彼は「へぇ」と、さほど興味もなさそうに一応喜んでくれる。「私に対する興味のなさ」も、絶妙に心地良かった。

我々の生活の1日の始まりは、こうである。

毎朝目覚めると、私は1階の自室から2階リビングへと向かう。
すると、出社用スーツに着替えたササポンが食卓に座り朝食を食べている。
大手企業で管理職に就く彼は、常に身なりを綺麗にしていたが、いつも寝癖がピョコリと発芽玄米のように一束跳ねていて、私はやや吹き出しそうになる。
そのまま「おはよう」と声をかけられるので、私も淡々と「おはようございます」と返す。

その後は互いに別々の朝食を食べ、ササポンが挽いてくれたコーヒーを飲む。たとえ会話がなくてもリラックスできる、貴重な時間だった。
時には周囲の友人から「一緒に住んでるおじさんに対して、本当に恋愛感情はないの?」と聞かれることもあったが、そのような感情は1ミリもなかった。
あるのは、信頼だけだった。

6 : 2021/09/19(日) 13:52:19.22 ID:A3l2eVx40
こうして奇妙な同居生活を始め数年が経ったある日、私は久しぶりに恋に落ちた。
相手は脚本家で、言葉を巧みに操る彼の仕事ぶりに私は心底夢中になった。
幸い彼も私を気に入ってくれたようで、ある日、食事に誘ってきてくれた。私は舞い上がり、ササポンに状況を事細かに説明する。

さらに、男性とデートに着る服を相談したり、彼に対して返事をするLINEの文面を見せて相談したりもした。
すると、ササポンも珍しく眼鏡を光らせ「男は自分が追いかけたい生き物だから。追わせてあげなきゃダメよ」と、語気を強めて言ってきた。
ササポンのアドバイスは若干昭和の香りがしたが、無知な私にはありがたかった。

「このまま順調にいけば交際スタートだろう。その前に彼をササポンに会わせておきたい」

そう考えた私は、さりげなく彼に、赤の他人のおっさんと住んでいる状況を説明した。
詳しく説明すると、彼は驚きながらも一定の理解を示してくれた。

数日後、さっそく私はササポンと共に住む家に招いた。家に到着するなり、ササポンは「いらっしゃい」と小さな身体を折り曲げ挨拶してくれる。

「こちらは、私が一緒に住まわせてもらっているササポンさんです」

私も、奇妙なテンションで彼に紹介した。すると、彼は「こちらが噂のササポンさんですか!」とニコッと笑ってくれた。
そのままササポンと私、意中の彼の3人で軽く食卓で飲む流れになった。

7 : 2021/09/19(日) 13:52:30.55 ID:A3l2eVx40
ササポンは普段のクールさからは想像できないほど、その日は饒舌でにこやかだった。
驚いたのは、私が真っ当な人間に見えるように、ササポンが機転を利かせてくれたことだ。

「彼女は書き手として常に努力しているから。将来は絶対に成功すると僕は思うな」

普段のササポンは、私の仕事に一切興味がなさそうなのに。ナイスアシストもあり、彼のなかで私の株はさらに上がった。
私は「ササポン、サンキュー…!」と心のなかで感謝する。
数時間後、宴を終えた私は最寄り駅まで徒歩で彼を見送った。

「今日は、私とササポンが住む家まで来てくれてありがとうございました」

照れながら礼を言うと、彼は笑顔で言う。

「会うまでどんなおじさんと住んでいるんだろうと思っていたけど。今日会って安心した」

その言葉を聞いた瞬間、私は彼の所有物になれた気がして少し嬉しかった。
安心したならば、どうか私達の関係を前に進める一言をくれと切実に願ったが、とうとうその日は告白されなかった。

8 : 2021/09/19(日) 13:52:37.38 ID:Px2sAWj20
親戚かなにか?
9 : 2021/09/19(日) 13:52:41.16 ID:A3l2eVx40
その後、数ヶ月を経て、その彼との関係は終わってしまった。理由は、彼が私と同時に別の女性にアプローチしていたことが発覚したからである。
私はショックを受け、最初は怒り狂った。彼を罵りたかったし、「久しぶりの恋愛なのにふざけんな!」と思った。
しかし、しばらくすると「怒っても泣いても現実は変わらない」という境地に辿りついた。
まぁ、なんかそういうこともあるかと思い、さっさと次のステージにいこうと決めたのである。

事の経緯をササポンに説明すると、「まぁ、全て勉強だからね。良かったんじゃない」と非常に淡々としていた。
そのクールな対応に救われた。

最後の日、2階のリビングから聞こえてきた音
最後にもう一度、彼と暮らした家を見上げる。
ふと、今までの出来事は全てファンタジーだったのではないかと思う。

しかし数分後、その考えは覆った。
2階リビングから、ササポンが奏でるピアノの音色が聞こえてきたからだ。

この曲を知っている。ヘンデルの『私を泣かせてください』である。
寂しさのなかに一縷の望みを感じるこの曲を聞いて、涙腺がゆるむ。これはおそらく、ササポンなりの餞別だろう。

「これからも、まぁ、頑張りなさいよ」というメッセージ。

10 : 2021/09/19(日) 13:53:18.84 ID:0QdLp9Rc0
なげーよしね
11 : 2021/09/19(日) 13:53:28.16 ID:ObiEJBcGa
ザザンボに見えた
12 : 2021/09/19(日) 13:53:41.38 ID:Px2sAWj20
インターネットのルームシェア募集掲示板
13 : 2021/09/19(日) 13:53:50.45 ID:KE6mbF9Ir
俺も新垣里沙ちゃんと同棲したい
14 : 2021/09/19(日) 13:54:14.30 ID:zqC0ZDwo0
このササポンって奴は何が目的なんだよ?
17 : 2021/09/19(日) 13:55:49.02 ID:iE0Dv0S7M
>>14
俺はむしろささぽんの話を聴きたいよ
30 : 2021/09/19(日) 13:57:58.95 ID:BWQYyHOsM
>>14
そこそこ若い女と同居出来るならセックスなしでも構わないだろ
15 : 2021/09/19(日) 13:54:36.93 ID:lk8YDjP60
なげ
読む気失せたわ
16 : 2021/09/19(日) 13:54:37.99 ID:xof1k+zga
なげーわアホ
18 : 2021/09/19(日) 13:55:50.01 ID:BXQM7JdAp
都合のいい男に出会えてよかったねとしか
19 : 2021/09/19(日) 13:56:14.53 ID:LNHLZoKuM
ちゃんと家賃払ってるんなら昔の〇〇荘の大家さんみたいに
確かにこんなもんなのかもな
20 : 2021/09/19(日) 13:56:22.86 ID:Px2sAWj20
「ルームシェア 掲示板」と検索するといろいろ出てくるんだな
21 : 2021/09/19(日) 13:56:23.67 ID:JnNbz3g+a
ささぽん何者なんだよ…
22 : 2021/09/19(日) 13:56:26.72 ID:A6yW098y0
もしかしてホモなのか?
23 : 2021/09/19(日) 13:56:27.12 ID:Iar0tK1+0
やだササポンさんかっこいい
24 : 2021/09/19(日) 13:56:51.82 ID:nOrzgJ+80
柏木
25 : 2021/09/19(日) 13:57:04.80 ID:DbK4+4A+d
もっと知りたいなササポンのこと
26 : 2021/09/19(日) 13:57:06.42 ID:p+2/2JHM0
なにもんだよ
27 : 2021/09/19(日) 13:57:15.60 ID:OeUagHQz0
いい男だな、ササポン
28 : 2021/09/19(日) 13:57:25.25 ID:QsLz6jKV0
ササポンの話の方が面白そうだな
29 : 2021/09/19(日) 13:57:49.72 ID:BSalzoFjH
グダグダグダグダうっせえわ
31 : 2021/09/19(日) 13:58:24.17 ID:ZzShLyrq0
アイドルの箔ってすごいけどその分元アイドルとしていい男ゲットしないとという足かせになるんやな
32 : 2021/09/19(日) 13:58:55.02 ID:d/2SO6RNM
奈倉
33 : 2021/09/19(日) 13:59:26.16 ID:Px2sAWj20
早くに両親を亡くした実家暮らしだから部屋余ってるってかんじ?
34 : 2021/09/19(日) 13:59:28.13 ID:7WIlg8ptM
なんやねんこれ?病んだ私に都合の良い見返りなしの優しいオジサマ像かなんかかw
35 : 2021/09/19(日) 13:59:47.12 ID:lR2e2MLU0
ゲイの友達自慢の変形版か?
36 : 2021/09/19(日) 13:59:48.97 ID:DU6Ybeh40
そこそこの外見で結婚できない女は性格に難あり、間違いなし
37 : 2021/09/19(日) 13:59:55.32 ID:+URYyU1k0
この女嫌い
ササポン好き

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